時代は昭和初期。

近代化をめざし、中央から山村に家族ぐるみで
派遣された役人がいた。

宣教師でもある彼は、因習から村人たちを救うため、
仕事と並行して布教に尽力した。

しかし、絶対的な権力を持つ業原家以下、
旧弊に囚われた村社会は
彼らを受け入れようとせず、むしろ排斥しようとした。

その結果、役人とその妻は病に倒れ、
すべてを業原家に奪わてしまう。

残された娘たち、2人きりの姉妹は、
奉公人として業原家に引き取られることになった。

だが、そこに待ち受けていたのは、
業原家の人々の憎しみと嫉妬の嵐であった。

 

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