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●第5回(でいいんだっけ?) 怖い話

ようやくシナリオを書き上げ、収録が始まった昨今だが、
まだ書かなければいけないテキストが結構残っている。

百物語。
こいつが問題だ。

『おまなつ』の主人公たちは、本筋とはまったく無関係に、
夜な夜な怪談を披露し合う。同じ話ばかりしていても
つまらないので、ランダムに表示されるよう、多数の怪談を
用意することにした。もう一度言うが、本筋とは無関係だ。
しかも、せっかくだからオリジナルなものにしたいと考え、
各方面の人々から話を聞きまくっている。
体験談が理想なのだが、現実に面白い話がそうそう
転がっているはずもなく、創作もアリということにしている。
くだらなくてもいい。場合によっては怖くなくてもいい。
実際、「身も蓋もない話」とか、「くだらない話」とか、
「怖いの意味が違う話」、「首を傾げる話」等も入っている。
とにかく、誰でも知っているような話だけは入れたくないのだ。

……と、このコンセプトが、自分の首を絞めることになった。
土壇場の土壇場で、ひたすら怪談を書き続けねばならない。
この苦労、予想はしていたけれど実感はできていなかった。

フライングシャインの若手に言われましたよ、ええ。
「ぼくだったら、絶対にそんなバカなことは考えませんね〜」
はい。
すみません。
バカです。

もうこれ以上創作怪談は思いつかん。
助けてくれ。
マジで体験談をメールしてくれたら使わせてもらうかも〜。

あ、そうそう、せっかくたくさん用意してるんだから、
ぜひ、百物語コンプリート目指してくださいね。
わりと苦労のし甲斐のない苦労になりますけどね。

石埜三千穂

※次回更新は来週中(3/3ごろ)だと思います。

 

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